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文学歌碑

文学にも関心があり訪れた地を舞台にした場面の文学碑等を撮影しています。文学碑や歌碑そして句碑、現代小説などのものが驚くほど乱立しているため撮影することは少なくなっていますがこれからも文学的な価値あるものを厳選して撮影したいと思っています。

与謝野晶子歌碑 永観堂
秋を三人椎の実投げし池の朝風手と手冷たき 晶子

与謝野晶子と山川登美子が鉄幹をめぐり恋いを競って永観堂を訪れ読んだ歌で、歌人晶子の原点であったされています。

夢二歌碑
瀬戸内市邑久町の夢二生家跡近くに東京で夢二が建てたアトリエ少年山荘を復元した近くに歌碑があります。
故郷を愛したことが建立された歌碑から伺われます。

大阪法善寺横丁正弁丹吾亭
織田作之助文学碑
行き暮れてここが思案の善哉かな  作之助  196(昭和38年)
平田春一歌碑
かくばかり鯛を食はゞ鯛の奴うらみつらむか或は否か 春一 1970(昭和45年)

業平歌碑 芦屋市
世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし(古今和歌集53) 
渚院にてさくらを見てよめるとあり、業平が惟喬親王のお供としてそこにいる様子は「伊勢物語」の第八十二段に述べられています。
業平は平安初期の歌人。父阿保親王は芦屋を荘園として打出浜の眺望を愛したと云われています。阿保親王の墓として古墳時代の古墳が阿保親王塚が指定されています。
伊勢物語にあるように芦屋川の海辺の別荘で歌合わせなどして過ごしたようです。

待賢門院堀川歌碑 京都法金剛院
歌碑は小倉百人一首から、
「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は 物こそ思へ」
待賢門院堀河は、平安時代後期の女流歌人、女房三十六歌仙の一人で白河院の皇女令子内親王(前斎院)、待賢門院藤原璋子に仕えた。1142年、待賢門院の落飾とともに出家した。
家集『待賢門院堀河集』がある。
西行が思慕した待賢門院藤原璋子が復興したした寺で四季折々の桜、菊そして紅葉と美観は見事で多くの歌人が歌を残しています。




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