神戸山手通りに、六甲の緑を背景に鐘楼。赤レンガの落ち着いた壁面として教会建築として人々に親しまれていましたが阪神・淡路大震災で全壊した神戸栄光教会が、このほど十年の歳月を経て、ほぼ元の外観で2004年に再建されました。
震災で壊れた多くの建造物が倒壊しそのまま解体され建物が新築された中、神戸の街のシンボルとしての境界の再生は、日本では希有のことでした。
10年がかりといわれますが、大正時代の建設でも10年の歳月をかけているのです。震災後車で通り過ぎてなぜか寂しい思いもしたことがあり信者ではないのですが再建されてここにあるべきだと思いました。
震災で全壊した先代の教会は1922(大正11)年に竣工しました。教会の三角屋根と40メートル近い鐘楼の配置と赤レンガの外観が特徴で70年以上にわたり神戸のランドマークの一つとして親しまれてきたましたがこれからも親しまれることでしょう。
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