旧御室御所仁和寺の桜には特に御室桜の名が付いています。
約200余株あり根元より単弁の白い花が咲いています。樹高が低いのは、この地の岩盤が固く、深く根を張れないため云われています。起源は古く平安時代から植樹されていました。
開花は染井吉野より1週間程度遅く満開は例年4月中旬以降と遅く桜の名所の多い京都で季節の最後を飾る桜です。今年の不順な天候と所要のため桜の時期を失しましたが時間を見つけて久しぶりの晴天を期待して御室桜を訪れました。
200本程度がまとめて植樹されているため五重の塔や伽藍を背景にして大きな景観を撮影できなかったのが残念です。白いゆったりとした品格のある御室桜を堪能しました。
NIKON D3 AF-SNIKKOR 24-70mm1:2.8GED
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