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打出小槌古墳

阪神打出駅近くの打出小槌町に古墳時代に築かれました前方後円噴の二つの55メートル近くの阿保親王が黄金を埋めたとされる金津山古墳と90メートル前後の打出小槌古墳跡があります。金津山古墳は後円部のみ保存されていますが打出小槌古墳は宅地化されて痕跡はありません。
この古墳の前は律令時代に制定された山陽道が通っていました。明治はじめまで多くの旅人が海辺の古墳を眺めていたことでしょう。
現在はマンションの一角に
当敷地内で遺跡の一部と思われる埴輪片等が出土しましたことから調査が行われ円筒埴輪の細片、葺石および家形埴輪、人物埴輪片を検出いたしましたことにより方墳、前方後円噴の一部を示している可能性があります。こり周りに敷いている玉石は古墳の周濠か傾斜面中央部から外堤底部まで白い粘土で張土した上に葺かれておりました。ほとんどの葺石は10〜20cmの丸い石材で大半が六甲花崗岩の河原石です。また埴輪の出土状況は床面中央付近から外堤部傾斜域に分布しておりました。  昭和61年7月 現地説明会資料 と記録されているのみです。
               
打出小槌古墳跡の碑
鞍塚地蔵
鞍塚地蔵尊

鞍塚地蔵尊は、市内で最も多い50体の地蔵尊が祭られています。阿保親王の鞍をうめた塚とも伝えられています。これはすぐ近くに阿保親王塚と名付けられています古墳、親王の笄を埋めたとされる笄塚跡も関係がありますが、打出小槌古墳の後円部に位置することとも関連があるようですが詳細は不明です。住宅地に囲まれた不思議な空間です。
山陽道の要衝でもあり海辺の近くの大きな古墳を見て多くの物語が生まれたのでしょう。

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