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新幹線西明石駅近くの上ヶ池公園でトラス桁の鉄橋を見つけ下車し、その説明版を読み貴重なものだと思い撮影した。
この鉄橋は、明治13年(1890)当時の九州鉄道株式会社(現在の鹿児島本線等)が鉄道橋として、ドイツのハーコート社に発注、技師ヘルマン・ルムシェテル(HERMAN-RUMSCHOETTEL)1844~1918)の指導の下で建設された70連余りのトラス桁の一つである。
昭和の初め現西明石駅構内に鉄道省の機関区が設置されるに伴いその際、九州で鉄道橋として使われていたトラス桁を転用して昭和2年(1927)に延長65mの「小久保こ線橋」が建設された。その後、戦中・戦後の激動の時代を経てこのこ線橋は88mに延伸されたが、平成6年(1994)新こ線橋(西明石陸橋)の完成によって永い勤めを終えることになったため貴重な産業遺産として保存した。と記されていた。
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