多可町中区間子を流れる思出川の河畔では、初秋に赤、白、黄の3色の彼岸花を見ることが出来ますした。3色彼岸花は、思出川に沿って流れる用水路沿いに植えられており、地元の方により大切に育てられていまるとのことです。
彼岸花は秋の彼岸の頃、突然地中から花茎を伸ばし花を咲かせることから彼岸花(ヒガンバナ)と呼ばれるようになった花ですが、古代稲作とともに中国から渡来したものが帰化したもので別名を赤い花を意味する曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれています。
黄色い彼岸花は鍾馗水仙(ショウキズイセン、または、鍾馗蘭・ショウキラン)と呼ばれるもので、鍾馗水仙と赤い花の彼岸花の雑種が白い彼岸花(白花曼珠沙華・シロバナマンジュシャゲ)であるといわれています。この花はほとんど見ることが出来ない花のため今年の酷暑でどうかと思いつつ中国自動車道を1時間ほと走り訪れました。
地元の人に聞くと毎年少なくなっているとのことで増殖しないのか、それとも気候の関係かわからないとのことでした。
これほど多くの彼岸花を見ることは久しぶりで日本の豊かな自然を堪能した一日でした。
NIKON D3 AF-S NIKKOR 24-70mm 1:2.8 G ED ISO400
絞り優先 マルチパターン測光
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