2008年11月29日

賀茂別雷神社 楢の小川 

広大な境内にある神社の建物のほとんどは国宝や重要文化財に指定されている。品位がありゆったりと配置された建物と楢の小川、岩本社はこの上もなく歴史の重みを感じさせてくれる。平安京で果たした役割の重責がそのことを表現していると考える。





境内の中を北から南に、「舞殿」の下をくぐって流れている小川が楢の小川である。本殿脇より流れる御手洗川と御物忌川が合流し、神域を外れるまでの清流を言う。社家町を流れる下流部分は明神川と呼ばれている。
藤原家隆の歌、
風そよぐならの小川の夕ぐれは みそぎぞ夏のしるしなりける
は、祈願者の一切の罪が祓い清められるという上賀茂神社の祭祀、夏越祓の情景を詠んだものとされている。
穏やかな日差しと紅葉に迎えられ心豊かに参拝し辞した。

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