生田神社の北側には大きな森があります。ここは「生田の森」と呼ばれており、 古くは旧生田川(現在のフラワーロード)のあたりまで及ぶ広大な森林であった明治の画像から伺うことができる。その後周辺にはビルが建ち並び、面積は小さくなってしまいましたが、都心部にある貴重な昔からの森林として、いまでも大切にされています。樹齢800年の楠の大木もあります。
平家物語にも登場する一ノ谷の戦いの森でもあります。
社殿は、1938年(昭和13年)の神戸大水害、1945年(昭和20年)の神戸大空襲、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災と何度もの天才事変、戦災等の被害に遭い、そのつど復興されてきたことから、「蘇る神」としての崇敬も受けている。
折鳥居
この鳥居は江戸時代に建立され、1854年(安政元年)の大地震で支柱を残して崩壊し、道路脇に残り「生田の折鳥居」と名付けられ、交通安全にご利益があると信仰され、生田の森に移された。
敷石は1979年(昭和54年)道路工事の際に出土したものである。
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