昔から「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」と唄われたこともある梅林がありました。明治時代中期になると、阪神間の鉄道が開通したこともあって観梅名所として発展しましたが、1938年(昭和13年)の阪神大水害に伴う山崩れ、さらには戦後の宅地開発などが続いたため残っていた梅林は消滅しました。
1982年(昭和57年)に神戸市管理の岡本公園として梅林として整備されています。
毎日天候も優れず訪れた日は曇天でありしかも梅もつぼみが多くiPhone で撮影しました。
京阪神間では珍しい木造駅舎の摂津本山駅の近くです。
岡本公園
公園から魚崎、御影の町を望む
標高80メートル前後の六甲山の前山に位置し眼下に大阪湾が眺められます。阪神大震災前は住宅はここより少し高所にありましたが現在は180メートル近くの斜面を造成しマンションも建設されています。曲がりくねった道路は車でも登り降りは大変そうです。
歩けばJR摂津本山駅から公園まで15分程度です。
コメント
高台に在る公園なのですね。
震災で住宅地の様子も変わったとの事。地震は怖いです。
こちらも東海大地震が叫ばれて結構経ちますが、無事このまま何もない事を祈るばかりです。
梅、こちらも見ごろを迎えつつあります。
長い間更地に住宅建設やビル建て替えられ阪神大震災後次第に記憶は薄れているようです。気象庁では予測云々とありましたがこれに懲りず将来には備えてほしいものですね。