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奈良の古刹 高円山白毫寺  続

天智天皇の第七皇子志貴皇子の離宮がありその山荘を寺として伝えられているが天智天皇の創建とも新薬師寺の十二神将がもともとあったという石渕寺の一院とあるが諸説あるが鎌倉中期に西大寺で真言律宗を起こした興正菩薩叡尊がが再興整備したとされている古刹です。弘長元年( 1261年)衛尊の弟子道照が宋から大宋一切経の摺本を一切経転読を行った。以後一切経寺とも呼ばれて信仰を集めた。
一切経とは、お経はインドから中国に伝えられ、中国語に翻訳され編集された。その漢訳されたお経を漢訳大蔵経とか一切経という。
明応6年(1497 年)古市筒井勢による戦乱でほとんどの堂宇が焼かれた。さらには明治の廃物稀釈の政策により荒廃した。
江戸時代に本堂は奈良時代の形式により再建され阿弥陀三尊が聖徳太子像が祀られている。


平安時代の文殊菩薩坐像、本尊の鎌倉時代の阿弥陀如来坐像、地蔵菩薩坐像そして閻魔王坐像が宝庫に保存されている。



歴史ある古刹も現在は高円山の山中にとりのこされたような荒廃と静寂のなかに静かにたたずみ苦難の歴史を今に伝えている日本の古寺である。

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