国内でもっとも著名な邸宅の立ち並ぶ六麓荘の地は、東洋一の高級住宅地として南斜面の起伏のある恵まれた地形を有効にたスケールの大きな住宅地が1928年(昭和3年)にこ住宅地が開発された。細い山道にすぎなかった道を幅6m以上に拡幅した。自然の地形を尊重した曲線道路により、住宅地全体が構成され、造成時に切り出された石材は石垣や石橋、庭石に利用、山林の赤松もできるだけ残されて庭木などに利用され敷地内に流れる山からの湧水を小川として取り込むほか、溜池や道路を流れる川には石橋をかけれ現存している。上水道は経営地の最高部に貯水池を設け、下水道はヒューム管を埋設、都市ガスも導入した。また、電気については、電柱が著しく風致を損なうとして多額の費用をかけて、日本で初めてとなる電線類の地中化が行われた。道路の保全と美観のため道路舗装を行った景観が邸宅として建て替えられつつあるが当時の面影が色濃く残っている。
縁遠い地で会社の上司がかってこの地に住まれていたころは何度か伺ったのですが・・・・・・久しぶりに訪れハイコントラストモノクロで撮影してみました。デザインが素敵な家屋が楽しく撮影できました。景気が持ち直したのか立て直しがあちこち行われていました。
sony NEX-5 E16mm F 2.8
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