朝咲き夕は消ぬるつき草の消ぬべき戀も吾はするかも
(万葉集巻10 2291)
古くから日本人に親しまれていた花の一つであると言えます。朝咲いた花が昼しぼむことから、儚さの象徴として万葉集の頃から読まれ、その頃は「つきくさ」と詠まれています。
今年はツユクサを眼にする機会がなかったのですが、雨上がりの昨日ようやく発見し撮影できました。
牧野日本植物図鑑によると
道ばたにはえる一年草で茎の一部は地を這い分岐し上半は斜上する。葉は互生し夏に対生して包葉に包まれた総状花序がでて青色の花をつける。包花は緑色でふたつにたたまれる。内花被片3のうち上方二つは青色、他の一つは小型で無色。と解説されています。
sony NEX-5 Micro-NikkorAuto 1:3.5 f=55mm
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