小倉山の麓、竹林に囲まれ森閑とした浄土宗寺院。平安時代、法然の弟子が開創した往生院(後の祇王寺)子院三宝寺の旧跡です。
祇王寺は、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が、清盛の心が離れてしまい尼僧として余生を送ったということでよく知られ、結構人気があります。
滝口寺も「平家物語」滝口入道と横笛の悲恋の舞台として知られ、「太平記」にも登場する新田義貞と妻の悲恋も残る平家物語悲恋の寺ですが、以前はそれほどでもなかったのですが現代はまったくといっていいほど人気がないようで寂れています。
祇王寺から数分階段を歩けば山門ですので是非訪れて文学に舞台となった滝口寺を拝観して下さい。
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