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大阪の近代遺産 適塾


適塾(てきじゅく)は、蘭学者・医者として知られる緒方洪庵が江戸時代後期に大坂・船場に開いた蘭学の私塾。正式には適々斎塾(てきてきさいじゅく)という。また、適々塾とも称される。緒方洪庵の号である「適々斎」が名の由来となっている。現在の大阪大学医学部の前身とされている。

1838年(天保9)から1862年(文久2)の25年間大阪・船場にあって塾を開き若き人々の教育にも多大の精力を注いでいた。その力量を知る幕府は1862年(文久2)、江戸に召しだし奥医師とすると同時に西洋医学所の頭取としたのである。洪庵不在の時期も義弟や子息、門下生達は塾を守り、さらに分塾をするほどに発展した。
適塾は全国から駆けつけた塾生にあふれ、談論風発の気風はその後の明治維新の激動の中、日本の近代化に大きく貢献した多くの人材を輩出している。塾生には福沢諭吉、大鳥圭介、橋本左内、大村益次郎、長与専斎、佐野常民、高松凌雲などがいる。






適塾開設175年が経過したが当時の家屋は残り重要文化財として保存されています。周囲は道路と公園に囲まれ丁寧な保存がされています。
訪れた日は休館日で二階座敷では柱に刀傷もみられますが緒方洪庵の教えが後の日本を創り上げたのだと感じさせられる空間があります。
地下鉄淀屋橋、京阪淀屋橋駅からも近く是非訪れて下さい。


NIKON D600   AF-S  VR NikkorED 24-70mmf2.8 G ED  NX2






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