奈良の中心地から僅か8キロメートルの奈良市内の地ですが奈良駅から臨時バスで細い曲りくねった道を走り到着したのですが。深山幽谷の地の感があったがマイカーやマイクロバスで混み合っているにはこのような人里し離れた古寺でと信じられない思いでただ驚かされた。そして客殿入り口で掲示を確認すると客殿も護摩堂も本堂も建物と建物内はすべて撮影禁止との厳しい禁止事項が書かれていた。福寿院客殿の玄関で受付の方に確認すると、少しは聞いていたが極めて悪質なカメラを持った観光客の撮影のトラブルが多発としていたようです。この日も困惑されていたようでした。これも京都親や東京そして大阪でなくても現代日本のみならず世界の世相の縮図であるようだ。 撮影禁止とのことで、紅葉と高台にある本堂へと撮影しつつ向かったが紅葉は既に盛りを過ぎたのか鮮やかさも見られず勢いもなかったのですがあれこれアングルを探しつつ古寺の雰囲気を楽しみました。 奈良在住の映像作家の画像を視聴していたのです建物や室内等のシーンがなかったため私も自然風景をしっかり楽しみ撮影しています。 992年(正暦三年)創建時は、86坊の塔頭があり威容を誇っていたとのことで散策を考えたのですが僅か残念ながら歩いても腰痛に耐えて腰を低くしても魅力あるアングルも見つからず50分でカメラを収納しバスの客席に座ってしまった次第です。 2020年の紅葉は、COVID-19の蔓延の影響もあるのかあちこちで日本の秋らしい景観も見られず寂しい限りですがかろうじて秋色の景観を目にすることができた一日でした。
ブログを楽しむことにしました。 レンズをとおして切り取った画像で、季節のその時のその場の思いが伝えられることを願っています。スマホでも閲覧できるようになりました。 ⒸTokiwai