台風19号が接近する週末の11日曇り空でしたが、芦屋秋まつりの主要行事の一つとして、60年ぶりに復活した濱之町のだんじりが巡行するとのことで撮影に向かいました。
国道43号線を巡行するだんじり
芦屋市役所
阪神芦屋駅踏切を通過
芦屋警察署
鳴尾・御影線
芦屋市濱之町地区で、約60年ぶりにだんじりが復活しました。東大阪市新家西町の地車で9月15日に入魂式が行われました。芦屋の地車は、三条、山之町、西之町、精道、打出地区に加えて濱之町の六基となりました。
浜之町地区は江戸時代後期から始まっていたといわれていましたが、濱之町と呼ばれる地区(現在の竹園町や伊勢町、浜芦屋町、松浜町など)には、かつて地域内に出雲大社があり、毎年秋になると、境内に納められただんじりが地域一帯を回っていました。 1945年戦時中の空襲で消失し、戦後しばらくは神戸市東灘区から借りて実施しましたが、他地域と激しいぶつかり合を披露していた。ただ、濱の若者たちの勇壮さは群を抜いていたといい、憂慮した年配者からだんじりを禁じられる結末となりやがて途絶えました。
それから60年たった昨年11月、かつてのだんじりを知るお年寄りや新住民らから「濱のシンボルを復活させたい」との声が上がり、「濱之町地車愛好会」が発足しましした。今年5月、東大阪市新家西町の地車を譲り受ける話がまとまりました。改修は地元大工らが手掛け、外ゴマやだんじりを引っ張る「張菜棒」、最後に「濱之町」のちょうちんを取り付けて〝芦屋式〟を完成させた。
待望の曳きはじめは2014年10月11、12日に開催されるあしや秋まつりの11日がはじめての記念すべき巡行でした。
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