酒見寺の塔頭だったのですが戦国時代の兵火に焼かれあと御旅町にあった薬師堂を移したと伝えられています。境内には四百数十体の五百羅漢が祭祀されています。
北条の五百羅漢は、大分県耶馬溪山、山梨県吉沢の羅漢とともに全国的に有名な石仏です。素朴にして表情豊かなその姿は必ず親や子に似た顔があるといわれ丹念に拝みつつ観察しつつレンズ向けて撮影したのですが、なるほど人間味溢れる野の佛として親しまれているのは当然だと感じさせられました。
訪れる機会もなかったのですが所用をかねてようやく長年の望みがかなえられました。
NIKON D3 AF-S Nikkor 24-70mmf2.8 G ED
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