1904(明治37)年に原田の森に建てられた関西学院のチャペルは学院が移転後チャペルとして残りその後は1962(昭和42年)には神戸中央図書館の分室としても使用されたが阪神大震災で被災後、2006年(平成18年)に神戸文学館として改装されています。
神戸文学館は明治以降の神戸にゆかりのある文学者を、時代ごとのテーマに沿って紹介されています。書庫には神戸を描いた作家たちの作品を自由に閲覧することができます。撮影禁止のため室内の画像はありませんが神戸の明治からの文学史を知ることが出来ます。
明治維新のあと、神戸は国際港都として発展を続け外国との門戸であり国内外からさまざまな人たち、文人たちが訪れて海外へも旅立ち文学や芸術の分野でもいち早く、新しい芽を育んできたのがこの神戸です。このような風土の中で多くの文人が生まれ、神戸に魅かれた作家たちが訪れて数多くの作品が残されています。展示されている作家の著書を眺めていると意外に多くの作品を、全てではないのですが読んでいることに気づかされました。
神戸文学館では、明治・大正・昭和・平成の時代ごとに、神戸で活躍した作家を当時の風景写真とともに紹介されています。車ではよく通り過ぎるのですが駐車場がなく今回は、文学散歩として天候も冬の湿った空でしたが訪れました。
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