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六波羅密寺








六波羅蜜寺は、天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子光勝空也上人により開創された西国第17番の札所である。というより空也上人の寺として親しまれています。
若くして五畿七道を巡り苦修練行、尾張国分寺で出家し、空也と称す。再び諸国を遍歴し、名山を訪ね、錬行を重ねると共に一切経をひもとき、教義の奥義を極める。天暦2年(946)叡山座主延勝より大乗戒を授かり光勝の称号を受けた。森羅万象に生命を感じ、ただ南無阿弥陀仏を称え、今日ある事を喜び、歓喜躍踊しつつ念仏を唱えた。上人は常に市民の中にあって伝道に励んだので、人々は親しみを込めて「市の聖」と呼び慣わした。
戦乱や明治の政策で破壊され寺域も狭くなりましたが十一面観音菩薩像、阿古屋塚、平清盛公乃塚、地蔵尊と由緒のある塚や像がたちならんでいます。
現存の本堂は貞治2年(1363年)に建てられたものとされており、明治以後荒廃していたが、昭和44年(1969年)に開創千年を記念し解体修理され、朱色も鮮やかになっているため歴史のある本堂とは思えないのですがは重要文化財に指定されています。
しかし六波羅の地でよくぞ残ったものです。
NIKON D3 AF-S NIKKOR 24-70mmf2.8 G ED ISO400 絞り優先

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