奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき
猿丸大夫は奈良から平安時代前期の歌人で
三十六歌仙のひとりとして知られています。「古今和歌集」真名(まな)序にその名がみえる伝説的な歌人で、実体は不明です。
「猿丸大夫集」は「万葉集」の歌と「古今和歌集」読み人知らずの歌とをあつめたもの。です。
猿丸太夫は謎が多く日本各地にたくさん伝承地があり熊本、堺、戸隠、富山、新潟、南会津、山形、金沢、大津、等など数えきれません。各地に「猿丸太夫」ゆかりの神社があり、お墓が有り、住居跡があります。阪神間では京都、宇治田原に「猿丸神社」が存在しています。
伝承としても何らかのゆかりの地であっのでしょうか。
猿丸太夫は平安時代ごろの人物とされるが、実在したかどうか疑われる謎の歌人である。漂泊の生涯を示しているのだろうか。
芦屋神社の石塔は鎌倉時代に造られたとされ、時代が合わないことから、墓ではなく、供養塔ではないかと考えられていますかが境内に猿丸神社として祭られています。
猿丸太夫との関係は定かではないが、古くから市内に「猿丸」姓が多いのは事実。氏子の名が刻まれた境内の石柱にも多数、猿丸姓が認められる。また、市内北部には、百人一首に詠まれた奥山地区も実際にある。
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