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神戸市役所庁舎設置彫刻

風の中の鴉
柳原 義達作 1984年
柳原氏の鴉、鳩の一瞬の動作をデフォルメしたものが多く、中でもこの作品は、柳原氏の指向する量の緊張感をよく表している。


LOLA
舟越 保武作 1980年
舟越氏の特徴である象徴的写実表現により、女性の持つ繊細さ、抒情性の豊かさをよく表している。

若い女・シャツ(エスキース)
佐藤 忠良作 1982年
安定した軽い動きの中に作品全体の構築性を追求し、またバランスの中に感情を込めた作品に仕上げている。

青銅時代
オーギュスト・ロダン作 1875-76年
整いつくされた姿勢でいて゜、若々しい青年の肉体の弾力と清楚な感触を含み、生き生きとした実感が充満している。画期的な力作で、初期の代表作である。
なお、作品名については青銅を使用した人類が原始的な洞窟の世界から姿をあらわしはじめた先史時代を象徴している。

着衣のフローラ
アリスティード・マイヨール作 1981年
肉体の表面を着衣で被いながらも裸像に近い造形内容にになっている。また、彫刻が存在することの確かさ、安らかさ、調和をみるものに感じさせ、さらに、あふれるばかりの生命感を持った作品である。

果実の裸婦
アントワーヌ・プールデル作 1081年 この作品の野外に展示されている。
庭園、果樹園、熟した果実を庇護するローマ時代の女神ボモナの姿を表しつつ、全体をバランスで支配させ、安定した構図を表して、安定=豊穣の気分を充満させている。


神戸市役所一階フロアーに展示されている著名な彫刻家の作品です。神戸市は最近何かとあ不祥事で賑わせていますが庁舎にはこのような違和感のあるような芸術的な作品が展示されています。
また友人も多くあれこれ驚くような情報も得ています。これも25年近くも勤務地てもありかつ神戸市民でもあったことから神戸市政にはいまなお関心があります。




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芦屋だんじりの歴史

戦前まで芦屋市内には8基のだんじりがあった。打出(かっては4基)、津知、三条の旧村落に1基、芦屋村の山芦屋、東芦屋 西芦屋 茶屋芦屋 浜芦屋の5集落の5基だった。 これらのうち、三条、津知の両村は近世以前、本庄9ケ村と称して現在の神戸市東灘区区域の村々(森 中野 小路 小路 北畑 田辺 深江青木)とともに保久良神社の氏子として、古くは5月13,14日の祭にだんじりを曳いていた。 打出のだんじりは10月17日に打出天神社の祭に、他の5基は10月15,16日の芦屋神社の祭に巡行が行われた。 このうち山芦屋、打出の2基は現存する。津知、西芦屋 茶屋芦屋 浜芦屋のだんじりは戦災で焼失し、東芦屋は解体、三条は売却された。 打出のだんじりは、近年まで天神社の祭日に境内南方のだんじり倉から出されて飾りつけられていたが、ここ数年は巡行が有志の手で復活された。  打出地車 翠ケ丘町 打出地車 親王塚町 一方山芦屋では、交通事情や曳き手不足で昭和36年から48年には地車曳きは断続的になった。しかし昭和48年山之町地車愛好会が結成され、今日では10月15,16日にもっとも近い土曜、日曜日に市内巡行が続けられている。山之町のだんじりは、明治9年製で明治40年頃兵庫区から購入されたもので、正面には素戔嗚尊ま大蛇退治、泥幕には義経の八艘跳や近江八景 脇障子には源平の敦盛と熊谷などの彫刻を持っている。また後方の小屋根の下には、賎ケ岳の戦いや加藤清正の虎退治が彫られている。だんじりは、昭和53年に大修理が行われた。また、装飾幕が2枚あり、古い方には龍や牛若丸、新しいのは南北朝の忠心(楠木正成 新田義貞 児島高徳)の図が描かれている。   山之町地車  阪神芦屋駅前 山之町地車  精道町 だんじり内では、太鼓 2丁鐘 半鐘が入り地曳きに際して、出発、廻る、前進、後退、宮入り 地囃子 の六種だんじり囃子が奏される。 1979年当時は芦屋市のだんじりは2基が現存していた。と30年近くの古い資料ではあるが芦屋の生活文化史(1979)にだんじりの歴史が記録されている。 その後の推移として記録すると 打出地車、打出地車愛好会が運営、神戸型。昭和9年(1934)10月16日、新調入魂式。大工は植山宗一郎。彫師は

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