伊根の舟屋は京都府与謝郡伊根町の伊根地区にある民家の種類のひとつです。舟屋から見る海の景観、海から見る舟屋の景観が美しいため、伊根町の代表的な観光スポットとして観光客が多く訪れています。近年では伊根町内での映画やドラマのロケがあり(男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋、釣りバカ日誌5、連続テレビ小説 ええにょぼ等)、全国に名が知らるようになりました。舟屋は江戸時代中期頃から存在しているものと見られる。舟屋は2010年現在、238棟が確認されている。特徴としては基本的に「海への開口」、「妻入り」の2点である。こうした特徴が評価され、漁村では全国で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けています。
舟屋は伊根湾の海面すれすれに建築され、1階には船揚場、物置、作業場があり、出漁の準備、漁具の手入れ、魚干物の乾場や農産物の置き場などと幅広く活用されています。また、2階は居室、民宿といった生活の場となっている。生活の場は道路を挟んで建てられた母屋で形成されています。最近は大型漁船が多くなり舟屋の前に係留されるようになりました。
伊根町は、、丹後半島は古代より大陸との交流が盛んな所で、京の都と大陸との交易ルートにあたっていた歴史も持っています。
地元の寿司店で紹介して頂いた伊根で最も寡黙な漁師さんの海上タクシーで湾内巡りを楽し見ました。
再度訪れたいと魅せられています。
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