スキップしてメイン コンテンツに移動

阪堺電軌 住吉公園駅 大阪の秘境駅  2015年

平日は5本しか電車が来ない「都会の秘境駅」と名付けられた駅が大阪市内にある。
天王寺駅前から出ている路面電車の阪堺電気軌道上町線の終点、住吉公園駅である。古風な駅舎の駅名も右書きである。
2015年3月のダイヤ改正で午前8時半前に終電が出発してしまう朝限定の駅になり平日は100人程度の利用にとどまっている。
まもなく廃止される予定とのことで人も多いだろうかと駅舎風景と住吉停留場付近のダイヤモンドクロッシングを撮影に行きました。
大型三脚でペンタックス645で撮影する雑誌社だろうかカメラマンと記録した次第です




 日本一早い終電の看板です。改札口付近の飲食店は営業しています。

住吉停留場から廃止予定線路風景

この度、上町線 住吉~住吉公園間(0.km)の軌道事業を廃止することとし、 国土交通大臣宛てに廃止申請書を提出いたしましたので、お知らせいたします。 と言う文書が配布されその文書によるは
1.廃止申請路線 上町線 住吉~住吉公園間(0.2km) 
2.廃止予定日 平成28年1月31日(日) 1月30日(土)が運行する最終日(予定) 
3.廃止の理由 住吉~住吉公園間は、大正2年(1913 )7月に、当時の南海鉄道株式会社が、上町線 の住吉神社前(現:住吉)から南海本線住吉公園駅(現在の住吉大社駅)まで延伸し開通 したのが起こりで、以後上町線は、天王寺駅前~住吉公園間を運行していましたが、平成 26年(2014 )3月のダイヤ変更で、天王寺駅前~住吉公園間の運行の殆どを天王寺駅 前~我孫子道間に変更したことにより、現在は朝の7・8時台(平日上下5本、土休日上 下4本)のみ運行しています。 
一方、住吉~住吉公園間の線路は、敷設後60年近く経過し、住吉交差の併用軌道や住 吉公園停留場構内のポイント部は老朽化が進行し、今後も安全運行を継続するためには、 抜本的改修が不可欠ですが、改修には数億円規模の費用が必要となり、当社の経営に大き な影響を及ぼします。 以上の状況から、この度、住吉~住吉公園間の軌道事業を廃止せざるを得ないとの決断 に至り、廃止申請書を提出することとなりました。
と記載されている。


NIKON D600  AF-S VRZoom-NikkorED24-120-㎜F3.5-5.6GIF  


コメント

KONDOH さんのコメント…
こんばんは。
びっくりです。そうなんですか・・・。
大阪の秘境駅、まさにそういう感じですねぇ・・・。
この路線の撮影は私も楽しんでおりますので、残念です。
しかし、ローカルの秘境駅が人気ですが、大阪でもそう呼ばれているとは。(^^)
kousei.hata さんの投稿…
南海住吉大社駅の高架下近くでひっそりした駅ですのでその頃から秘境駅の面影はありましたが、これだけ本数が少なくなり利用される方も少ないとは思いませんでした。私も撮影したのちに数回乗車しただけでした。
機会を見つけてさらに撮影したいと思っています。

このブログの人気の投稿

芦屋だんじりの歴史

戦前まで芦屋市内には8基のだんじりがあった。打出(かっては4基)、津知、三条の旧村落に1基、芦屋村の山芦屋、東芦屋 西芦屋 茶屋芦屋 浜芦屋の5集落の5基だった。 これらのうち、三条、津知の両村は近世以前、本庄9ケ村と称して現在の神戸市東灘区区域の村々(森 中野 小路 小路 北畑 田辺 深江青木)とともに保久良神社の氏子として、古くは5月13,14日の祭にだんじりを曳いていた。 打出のだんじりは10月17日に打出天神社の祭に、他の5基は10月15,16日の芦屋神社の祭に巡行が行われた。 このうち山芦屋、打出の2基は現存する。津知、西芦屋 茶屋芦屋 浜芦屋のだんじりは戦災で焼失し、東芦屋は解体、三条は売却された。 打出のだんじりは、近年まで天神社の祭日に境内南方のだんじり倉から出されて飾りつけられていたが、ここ数年は巡行が有志の手で復活された。  打出地車 翠ケ丘町 打出地車 親王塚町 一方山芦屋では、交通事情や曳き手不足で昭和36年から48年には地車曳きは断続的になった。しかし昭和48年山之町地車愛好会が結成され、今日では10月15,16日にもっとも近い土曜、日曜日に市内巡行が続けられている。山之町のだんじりは、明治9年製で明治40年頃兵庫区から購入されたもので、正面には素戔嗚尊ま大蛇退治、泥幕には義経の八艘跳や近江八景 脇障子には源平の敦盛と熊谷などの彫刻を持っている。また後方の小屋根の下には、賎ケ岳の戦いや加藤清正の虎退治が彫られている。だんじりは、昭和53年に大修理が行われた。また、装飾幕が2枚あり、古い方には龍や牛若丸、新しいのは南北朝の忠心(楠木正成 新田義貞 児島高徳)の図が描かれている。   山之町地車  阪神芦屋駅前 山之町地車  精道町 だんじり内では、太鼓 2丁鐘 半鐘が入り地曳きに際して、出発、廻る、前進、後退、宮入り 地囃子 の六種だんじり囃子が奏される。 1979年当時は芦屋市のだんじりは2基が現存していた。と30年近くの古い資料ではあるが芦屋の生活文化史(1979)にだんじりの歴史が記録されている。 その後の推移として記録すると 打出地車、打出地車愛好会が運営、神戸型。昭和9年(1934)10月16日、新調入魂式。大工は植山宗一郎。彫師は

芦屋の邸宅 六麓荘町の街並み

自宅近くにある豪邸のある町ですが訪れる機会も少なく時折散策することもありますが歩く人も少ないのですが最近は景気も上向きか改築される家が多くなって変化していいるようです。  sony   NEX-5   E18-55      F3.5-5.6   OSS     

芦屋の邸宅 六麓荘の秋

晴天に誘われて朝の散歩にと六麓荘町をぐるり一周した際の画像です。この町まで来るとヘイズもなく秋天の青空に魅せられました。しかし瀟洒な豪邸が建ち並んでいまが世代交代なのか更地になった場所もみられました。 邸宅の庭の紅葉もはじまり爽やかな青空のもとの散策でした。この町の最も高い所は標高200㍍でこの下に山陽新幹線の六甲トンネルがあります。西宮方からおよそ3.5キロメートルの位置です。自宅からおよそ50分程度で軽い散歩コースでした。  sony   NEX-5   E18-55      F3.5-5.6   OSS