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芦屋景観 新春を迎えた芦屋神社

 六甲山の山名の由来ともなったと考えられる六甲比命神社の磐座があり、天穂日命を崇敬する人々がその山深い険しい場所から現在の場所に社地を遷し、社を建て下の宮として祭祀したのが創始とされています。祭神である天穂日命(アメノホヒノミコト)は縁結びの神として崇敬され、氏神として、芦屋の地の守り神として地元の人々の信仰を集めています。
 古くは「天神社」と呼ばれていたが、その「天神」は天の神のことを表し、神社末社に祀られている菅原道真の「天神」とは異なり悠久の昔に名付けられた神です。現代の社殿は1930年(昭和5年)に造営されたものです。



懐かしい焚火のある風景

水神社
境内地である六甲山麓の「弁天岩」上の祠に祀られていた「水の神」をはじめ多くの社が明治時代に国家の神社合祀令によって芦屋の村々に点在していた数々の鎮守の社の神々が合祀されている。しかしこの歴史を知るものは少ない。

水神社
百人一首で知られる猿丸太夫墓

鎌倉時代の建立とされている猿丸大夫の墓と伝えられる宝塔がある。
   
おくやまに もみぢふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき  
                                 猿丸大夫 

猿丸神社

芦屋神社の新春風景です。新年2日は雪も降りましたが来客もあり3日に自宅近くの芦屋神社に初参りにとでかけました。
例年であれば100人の列に並ぶのが常でしたが朝からの雪で参拝する人は少なくのんびり参拝した次第です。

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コメント

KONDOH さんのコメント…
遅ればせながら、新年おめでとうございます。
由緒ある神社なのですね。
テレビの初詣ニュースといえば成田山新勝寺、明治神宮、川崎大師ばかり取り上げられますが、
由緒ある神社仏閣は日本全国にあるのでしょうね。
本年もよろしくお願い致します。
kousei.hata さんの投稿…
こんばんは。
新年は富士山を楽しまれたようですね。
京阪神では、春日山、三輪山そして神山と山々を、そして磐座を神とする格式のある神社が多く古事記や日本書記に登場していますね。
それにしてもいつも思うことは飛鳥、奈良時代になぜ巨大建築物や優雅で優美で美貌で清楚な仏像を創造したのかと思っています。
狭い日本ですが素晴らしい寺社はあちこちあるのでしょうね。
こちらこそ本年もよろしくお願いいたします。

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芦屋だんじりの歴史

戦前まで芦屋市内には8基のだんじりがあった。打出(かっては4基)、津知、三条の旧村落に1基、芦屋村の山芦屋、東芦屋 西芦屋 茶屋芦屋 浜芦屋の5集落の5基だった。 これらのうち、三条、津知の両村は近世以前、本庄9ケ村と称して現在の神戸市東灘区区域の村々(森 中野 小路 小路 北畑 田辺 深江青木)とともに保久良神社の氏子として、古くは5月13,14日の祭にだんじりを曳いていた。 打出のだんじりは10月17日に打出天神社の祭に、他の5基は10月15,16日の芦屋神社の祭に巡行が行われた。 このうち山芦屋、打出の2基は現存する。津知、西芦屋 茶屋芦屋 浜芦屋のだんじりは戦災で焼失し、東芦屋は解体、三条は売却された。 打出のだんじりは、近年まで天神社の祭日に境内南方のだんじり倉から出されて飾りつけられていたが、ここ数年は巡行が有志の手で復活された。  打出地車 翠ケ丘町 打出地車 親王塚町 一方山芦屋では、交通事情や曳き手不足で昭和36年から48年には地車曳きは断続的になった。しかし昭和48年山之町地車愛好会が結成され、今日では10月15,16日にもっとも近い土曜、日曜日に市内巡行が続けられている。山之町のだんじりは、明治9年製で明治40年頃兵庫区から購入されたもので、正面には素戔嗚尊ま大蛇退治、泥幕には義経の八艘跳や近江八景 脇障子には源平の敦盛と熊谷などの彫刻を持っている。また後方の小屋根の下には、賎ケ岳の戦いや加藤清正の虎退治が彫られている。だんじりは、昭和53年に大修理が行われた。また、装飾幕が2枚あり、古い方には龍や牛若丸、新しいのは南北朝の忠心(楠木正成 新田義貞 児島高徳)の図が描かれている。   山之町地車  阪神芦屋駅前 山之町地車  精道町 だんじり内では、太鼓 2丁鐘 半鐘が入り地曳きに際して、出発、廻る、前進、後退、宮入り 地囃子 の六種だんじり囃子が奏される。 1979年当時は芦屋市のだんじりは2基が現存していた。と30年近くの古い資料ではあるが芦屋の生活文化史(1979)にだんじりの歴史が記録されている。 その後の推移として記録すると 打出地車、打出地車愛好会が運営、神戸型。昭和9年(1934)10月16日、新調入魂式。大工は植山宗一郎。彫師は

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