2010年5月12日

船屋形











ここに保存されている船屋形は、江戸時代に姫路藩主が河川での遊覧用に使っていた川御座船で幅2メートル、長さ9メートル高さ4.5メートルの屋形が船上に設置されていたとのことです。
江戸時代西国大名が参勤交代の際、大坂までの船旅に競って建造しましたが数例のみ残っているのみです。
構造は2階建て、切妻造り段違屋根、桧皮葺で1.2階とも3室に別れています。
木部は内外ともすべて漆塗で春慶塗りと重厚な黒漆塗りとに塗りわけられ長押や垂木に金箔を施した金具を打ち建具の桟に金箔が施され華麗を極め美術工芸品のようです。
学芸員のかたによると野外に設置されているため保存のためのメンテナンスは丁寧に行って維持しているとのことでした。
建造年代は1682(天和2)年から170(宝永元)年頃とされています。
ここ神戸に保存されているのは明治に入り移築改造され茶室として使用されまた所有者が代わり1980(昭和55)年に神戸市に寄贈され相楽園に移築し修理、保存されるようになったからです。
国の重要文化財として指定されています。

NIKON D3 NIKKOR 24-70mm 1:2.8 GED Raw Iso400

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